武道は、「礼に始まり礼に終わる」と言われるように、礼儀作法を学ぶところから始まります。稽古を通じて礼節を学ぶことで、挨拶や返事は大きな声でハキハキと言える、明るく元気な少年少女の育成に努めています。
また、日々の稽古の中で、多くの喜びとともに痛みや苦しみも知ることで、相手の痛みや苦しみが理解できる優しい心や忍耐力を育みます。
さらに、稽古に打ち込むことで集中力が身に付き、日常生活や学業に対する集中力も自然と上がります。
審査会で昇級して帯の色が上がった時や、試合に挑戦して勝った時など、日頃の稽古の成果を発揮して目標を達成した時の子供たちの目の輝きは、何物にも代えられません。
1.黙想 一人ひとり、今日の目的・目標をイメージします。 |
2.準備運動 怪我を防ぐためにも、準備体操は入念におこないます。 |
3.基本稽古 突き・受け・手刀・蹴り等の基本稽古を行います。 |
4.移動稽古 前屈立ちや後屈立ちで移動をしながら技を出します。 |
5.型の稽古 帯の色ごとに太極・平安等の型を稽古します。 |
6.組み手 サポータをつけ、お互いに自由に技を出し合う組手の稽古をします。 |
7.体力稽古 腹筋・背筋・腕立て伏せ等をおこないます。 |
8.礼・黙想・あいさつ 極真会館の道場訓を全員で唱和します。最後に黙想で今日の稽古を振り返ります。 |
9.掃除 稽古後は全員で道場をぞうきんがけします。 |